ド天然!?魔女っ子の秘密

ここは――――寮?

リビングかな…?


みんなでいつも食事をする机の上には、いつもより何倍も豪華な食事が並んでいた。


オレンジジュースにグラスが4つ。

美味しそうなお誕生日ケーキには「HAPPY BIRTHDAY 翔太」のチョコレート。



これって、翔太の誕生日…?



「あたし」と美玲、雅人はワクワクと翔太の到着を待っている。


クラッカーを手にして。


でも、なぜか「あたし」は何かを抱えてるような、不安そうな顔を時々している。

なんで…?



ガチャ、とドアの開く音がして、翔太が入ってきた。


『『『お誕生日おめでとう‼』』』


「あたし」と美玲と雅人が、クラッカーを鳴らす。

翔太は呆然としている。


『な、何やってんだ…?』

『何って…今日が何の日だか分からないの?』


「あたし」は翔太に声をかける。


『え?今日?』

『翔太の誕生日でしょう?』

『あ…』

『だから皆でね、お誕生日パーティーしようと思って』

『翔太、由良に感謝しろよな?これみんな由良が手配してくれたんだからよ』


翔太は驚いたように「あたし」を見つめた。