ド天然!?魔女っ子の秘密

授業も始まるし起こしてあげよう。


いくら美しい先生でも怒っちゃうよね⁉︎

SC4だからって許されることではないだろうし——


そう思って、翔太の肩に触れようとした途端

「礼ー」

クラス委員の言葉が。


チラっと先生を見ると、こちらを見ていた。絶対あたしをガン見している。

タラリと汗が出てきた。

嫌な汗だな…

冷や汗だね、こりゃ。


そして自然と背筋が伸びていくのを感じた。


翔太を起こすことは諦めて、「お願いします」と呟いた。


すると先生の目はあたしを捉えることをやめて、視線は他の生徒へと移っていった。


先生怖いっ‼︎

あの目は翔太を起こすな、ってこと⁉︎


まぁ、起きる気がないみたいだし、そっとしておこう。


「はい、では教科書の———」


ペラペラと教科書を開く大きな音がしても、翔太は全く起きる気配がなかった。


横目で気にしつつも、先生の視線が怖いので真面目に授業を受けることにした。