ド天然!?魔女っ子の秘密

「え?」

美玲の声が小さすぎてよく聞き取れなかった。


「なんでもないわ。

それより、速く準備して行くわよ」


「え?どこへ?」


どこかに行かなきゃいけない用事あったっけ?


「どこ、って次の授業は魔法薬学よ?

実習室に行かなくてはいけないでしょう?」


美玲が淡々と告げる。




そ、そうでした!


って、今 何時!?



「は、8時42分!?」



た、確か8時45分から授業開始なんだよね!?



うわ、やばいよ!


絶対に遅刻するよ!!



って、それよりも…



「実習室、ってどこ!?」