おはようございます!

テストの結果発表があってから初めての学校です。

今日もSC4の皆様と登校しました。


皆さん、ホント相変わらず大人気で。

黄色い悲鳴が飛び交ってました。

まぁ、翔太がすごく機嫌悪かったんだけどね。


クラスの方も変わりなく…と言いたいところだけど、

ちょっと変わってしまいました。


名前は分からないけど、同じSCだった4人の生徒が脱落したんだ。

SCより一つ下のクラス——Aクラスに降格したそうです。


余り話したことがなかったけど、クラスの人数が減ってしまって寂しいな…


「ちょっと由良⁉︎話聞いてる⁉︎」

目の前の美少女、美玲は腰に手をあてていた。

「へ⁉︎ごめん、聞いてなかった」

「今から占い学の授業だから移動するわよ?」

「うん。って場所どこだっけ…?」

まだここに来てまだ2週間程なんだ。

だから覚えてなくて…


「そうだったわね、また教えるわ。…じゃあ手を掴んで。一緒に行くわよ」

「うん!」

美玲の手を掴んだ。

美玲は目を閉じて決して大きくない声で「"モーメント・ムーブ"」と言った。


その瞬間風が吹き出し、あたし達を包んだ。

あたしは目を閉じた。