ド天然!?魔女っ子の秘密

「席に着け――」

先生の声がして、あたし達は席に着く。


キーンコ-ン―――

チャイムが鳴り響く。


「では、テスト開始」


まずは、国語のテストから!

さて、頑張りますか!



問題用紙を見ると…



な、何ですかこれ…!?



あたしは目を疑った。


これ、本当に…?

何かの間違えなんじゃ…


だってここって、ソルテリッジ魔法学園だよね…!?


あの、世界最強と名高い学園だよね…!?



なんでこんなに――――――




簡単なの!?



本当にこれがテスト?


サービス問題満載じゃないですか…!


本当にあのソルテリッジ魔法学園のテストなのかな、って疑うくらい簡単だ。



これなら……


「楽勝」


誰にも聞こえないくらい小さな声で呟いた。