ド天然!?魔女っ子の秘密

すると、パラパラと洞窟の天井の破片が落ちてきた。


も、もしかして…

崩れる――――――!?


そう思うのと同時に、あたしは一気に出口へと走り出した。

ホーリーレイの残光のおかげで、洞窟内は明るく見通しも良かった。

これなら魔法を使わなくても出口に出られそうだ。


ついでに、洞窟がぐねぐねと曲がっていなかったため、道は一直線だった。

ただあたしは一直線に走った。


ようやく長い一直線の洞窟の出口から出ると、数秒後に洞窟は崩れた。

出口が、完璧に塞がった。


「危機一髪…」


自分が助かったことに安堵しつつ、洞窟の様子を見ていた。

入口は大きな岩で塞がれていて、きっと洞窟内も崩れているだろうから、もう出入りはできないだろう。



「……どうか彼等が光の道を歩まん事を」

あたしは洞窟に向かって手を合わせた。


これであたしの仕事は終わり。

腕時計を見ると、仕事開始から30分くらい進んでいた。



さて、早く戻って勉強しないと。