ド天然!?魔女っ子の秘密

そうそう、もう一つ不思議なのが…

「由良ちゃーん‼」

「俺の天使///」

「可愛すぎる///」


女の子も男の子も何故かあたしの名前を呼んでいるということ。


あ、天使、とか、可愛すぎる、っていうのは美玲のことで。


それなのにあたしの名前を呼ぶっていうことは…

「あたし、何か変!?」

制服が変だったかな!?

靴下が裏表だったりして!?

何何!?

あ、寝ぐせ!?

いやでも、寝ぐせは直したはず…

じゃあ何!?

「何百面相してんだよ」

その笑顔は眩しすぎて、あたしの鼓動を速めるには充分だった。


「してないもん!」

フーン?と鼻で笑われた。

悔しい!

いつも黄色い声援もらってるからって調子に乗っちゃって!

「お前にも黄色い声援だろうが」

「違うよ、皆あたしが変な格好をしてるから呼んでるんだよ。ねぇ、どこか変なのかな?
それに黄色い声援は美玲のだよ」

「……この鈍感が」

「へ?缶?缶なんてどこにも…」

落ちてないよね?

パッと周りを見渡した。


「…この天然が」


あたしはもう翔太の言葉が聞き取れなかった。

翔太は溜息をついていった。


「どこも変じゃねぇよ」

「そう、良かった~」

翔太に言われると一安心だ。