朝礼が終わると、女の子に話しかけられた。


「あたし、海音寺美玲。美玲って呼んで。よろしくね」

素敵すぎる笑顔で微笑まれた。


栗色のふんわりしたウェーブのかかったダメージゼロの髪の毛。

白く透き通った肌。

パッチリ二重の大きな目。

潤った綺麗で艶やかな唇。

すらっと長く細い脚は、正しく美脚と呼ぶに相応しいだろう。

まるでモデルさんみたい…

寧ろそこら辺のモデルより断然可愛いし綺麗…


こんな完璧に可愛い女の子、初めて見たよ…


それに、凛とした雰囲気からして、しっかり者なんだろう。



「うん、よろしくね。あたしのことも由良でいいよ」


あたしも自然と微笑み返していた。