ド天然!?魔女っ子の秘密

「な、何もないよ…?」

「嘘つけ。ちゃんと目を見ろ」


難しいことを言いますな。


「ほら」

翔太の両手に顔を挟まれた。

あたしの意思とは全く関係なく、翔太の顔を見ざるを得ない方向に顔を向けられる。



「…だって…」

あたしが抱えてることは、翔太には関係がない。

あたしの仕事のことだもん。


「俺の家もな、一応由良と同じ仕事をしているんだ。だから、少しは役に立つかもしれない」

といっても、俺はほとんど関わっていないが、と付け加えた。


「え?」


同じ仕事、って魔物退治!?

いや、まさかそんなはずが…



「言ってなかったか?俺は…



……"サファイア"の者だ」






「……え?」

あたしは目を丸くした。


「で、でも!柏木家は…」

代々国王の側近をしているんじゃなかったの!?


「お前の家と一緒だ。俺の家も兼業している」

「…ほん、とに…?」

「あぁ。嘘だと思うなら俺の目を見ろ」


窓辺にいたため、月の光が明るかった。


…確かに、青い綺麗な空色の瞳だ。

青い瞳は"サファイア"の証…

本当に、そうなんだ…

あたしは納得せざるを得なかった。