ド天然!?魔女っ子の秘密

「そうそう、あたしもね、由良に言わないといけないことがあるの」

「何?」

「実は、ね…」


「俺達、付き合ってるから」


雅人が美玲の腕を引っ張った。

美玲の綺麗なお顔は真っ赤になる。


「えぇっ!?そうなんだー!全然気づかなかった!!」


あ、そっか。

それで二人はいつも隣同士で座ってたんだね!

納得。


「…やっぱり。そうだろうと思った」

「…さすが、天然」


二人は何かに頷いていたけど、あたしには分からなかった。


そう言われれば、なるほど二人はとっても仲が良かった。

そういうことだったんだね。


二人とも素敵な人だから、ずっと仲良しだといいな。


いやー青春ですなー!


ラブラブなオーラを発する二人を微笑ましく眺めていると、

「由良」

あたしの名を呼ぶ声がした。


「何?翔太」

「ちょっと来い」

「は?」

何で命令形なわけ?


「いいから来い」

「……は、い…」


その威圧感たっぷりの目には対抗できず、あたしは氷の王子様の仰せのままに従った。それしか術がなかった。