ド天然!?魔女っ子の秘密

「な、何で、"ガーネット"の方がお仕事でこの学園に…?」

美玲が尋ねる。

少しだけ、敬語が寂しかった。


「学園長から依頼があって、それで学園に編入することになったの」

「学園長から?」

あたしは頷いた。

「学園の近くに教員でも対処できないほど強い魔物がでるからって」

「それって。由良が魔物と戦うってこと?」

「そうだね」


引くかな…?

こんな仕事をしてるなんて知ったら…

それだけ強い魔力があると知れば…


まぁ普通そうだよね。

それでも、この人達には言いたかったから、後悔は–––––––・・・


「由良ってすごいね!あたし尊敬しちゃうよ!」


「……え?」


美玲が言ったことは予想外に想定外だった。

引いて、いない……?


雅人が口を開けた。

「俺らと同い年なのに、危険な仕事をこなしてしまうなんて、やっぱ由良はすげぇよ」

「え…?」

この仕事をしていることを伝えて、すごい、なんて初めて言われた。


魔物退治の仕事のことを言ったのに、皆全然引いていないの…?


「由良は頑張り屋だな…あんまり無理するなよ?お前は俺らの仲間なんだ。いつでも頼れ」


翔太の言葉があたしに光をくれたみたいに、目の前がパッと明るくなるような感覚がした。


仲間…

本当に、そう思ってくれるの?

あたしの仕事を知ったのに…?


「由良は俺らの仲間だ」

「いつでも頼ってよ?あたし達は由良が大好きなんだから」


みんな…

「ありがとう…っ」


あたしは皆の言葉に胸がいっぱいで、あたしはそれしか言えなかった。