ド天然!?魔女っ子の秘密

「由良、おかえり」

「ただいま」

雅人も笑顔で迎えてくれた。


本当に優しい人ばかりだ。こんなに温かく出迎えてくれるなんて…皆に感謝感謝、だね。


「由良、どうして出かけて行ったの?」


ゔっ、いきなりそこ聞きますか…

まぁ、そうだよね。やっぱり変だったよね、理由も言わずに出て行ったのは…


「由良?」

翔太心配そうな顔をした。


でも、この人達なら、大丈夫かな…?

信頼してもいいような気がする。大丈夫って思っちゃうんだ。

この人達はすごく有能な魔法使い達。すぐにあたしの秘密なんて探り当てるだろう。

それに、どんな結果になろうと、この人達になら話しても後悔しない気がする…


あたしも、一歩、踏み出してみようか。

後悔しないために。



「みんなに説明しなきゃいけないことがあるの」


皆を見ながら言った。


「それは何について?」

「あたしの生い立ち」

「聞いてもいいのか?」

「みんなに聞いてほしいの」


どうせ言わないといけないことだもん。


それに、この人達なら大丈夫って思えるから。

そのままのあたしを受け入れてくれる気がするから。

あたしはこの直感を信じたい。