朝食を食べるために、
3人で食堂に向かう。


またエレベーターに乗っているのは
あたしたち3人だけで。


また3階で止まった。


もしかして…?
って期待した。



そしてドアが開くと同時に
見慣れた3人の姿。




「大和!」

「お~、また一緒じゃん!」

「あ、圭二くんおはよ」

「ちょ、俺は?」

「あ、颯人くんも」



また3人と一緒になった。


大和は朝は機嫌が悪い。
だから今もムスってしてる。


けどね、大和。
さりげなくあたしの隣にきたよね?



「うふふ」

「…なにニヤついてんの」

「いや、なんか嬉しいな~って」

「なにが」

「だって、あたしたち
カレカノ、ってやつでしょ?」



あたしが大和の顔を覗き込むと、
ばーか、といって微笑んだ。