Street Ball
青春・友情
完
0
- 作品番号
- 95428
- 最終更新
- 2009/11/28
- 総文字数
- 159,693
- ページ数
- 410ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 195,412
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
青春・友情14位(2008/06/20)
- ランクイン履歴
-
青春・友情14位(2008/06/20)
聞こえてくるのは、簡易DJブースから響く低音とスクラッチ、興奮と熱気が入り交じった叫声
その空間を彩るのは、周りの壁に描かれたポップ体のグラフティやら、様々なタギングメッセージ
飛び散る汗が照明に照らされ、乾いたコートに落ちて消える
口先だけの奴なら、コートから出た後も袋叩きに遭う
此処で問われるのは実力のみ
ルールは簡単
相手チームより一点でも多くリングにボールを入れたチームの勝ち
足を引っかける、肘を入れる、服を引っ張る、相手をおちょくる…何でも有りだ
それがStreet Ball…
今宵も試合開始のコールが鳴り響く
この作品のレビュー
その程度の差こそあれ 誰だって人生を絶望する時期がある。 堕ちたまま進むか 闇からはい上がるか 決めるのは結局は自分自身だ。 燻って日々を過ごす主人公双英。 彼を輝かせるきっかけとなったのは ――Street Ballという ルール無用の格闘バスケだった。 自分のプライドを賭けてコートに立ち 数々の死闘を繰り返すたび 仲間との絆を深め 生き生きとした感情を呼び覚ます双英。 また悩んで痛め付けられて 裏切られることがあるかもしれないけど それでも何度でも立ち上がれる。 自分のすべてを賭けられるくらい 夢中になれるものがある。 そして仲間がいるから――。 もっと……と更に読みたくなる程 魅力たっぷりのストーリーと登場人物達。 読まないと絶対に損しますよ、 これマジで!
脳裏に浮かぶ試合風景。 コートの外の人の絆、闇、その事象を作り出した過去の経緯。 全てを覆う様々な伏線が、筆者の止まらぬ進化を物語っている。 胸を焦がすような若かりし日々を思い出させてくれました。 長編を思わせない疾走感と読後の爽快感が清々しく胸を駆け抜けていき、読んで良かったと心の奥底から思わせてくれる作品でした。 既存のケータイ小説の甘ったるいスタイルに飽きた方は、是非とも読んで下さい。 絶対に損はしない筈! 寧ろこの作品に出逢えなかった人達に損してるぞと言いたくなります! 読んで下さい…絶対に!
夢中で打ち込めるものが、ありますか? 何か一つでもいい。 夢中になれるものがある喜び。 ただ、バスケが好き。 そんな双英が出会ったStreetBall。 その裏に込められた意味を知った時の葛藤や、周りの人の温かさを知った時の思いなど、すべてが強く伝わってきます。 いつもながら登場人物が皆、素敵だ。 作者の強い思いが込められているからだろう。 バスケシーンでは、目を閉じるとバッシュが床をこする音が聞こえてきそうなほどの躍動感が伝わってきます。 熱い青春ストーリーを、ぜひ。
この作品の感想ノート
織川ともかさん、此方にもお越し下さり、もうなんと言って良いのか°・(ノД`)・°・
Harlem Beatは私も読んでましたよ(≧ω≦)b
沢村が好きでした〜(´∀`人)それと沖縄の比嘉のキャラも…細かく言えばあの双子も(≧∀≦)
一度浮気したら二度三度…えぇ、私もそうだと思います(^^;)
するなよ双英(-_-#)
基本的にハッピーエンドが好きなもので、織川さんにもそう言っていただけて良かったです(>人<。)
有り難う御座います<(_ _)>
今度はこちらにお邪魔しました。
すっかりKIBAさんの描く世界に魅了されています。
バスケシーン、最高です!!
その昔、3on3をはじめて知ったのは『Harlem Beat』で、エアウォークとかフェイドアウェイとかの用語もその時に知ったのですが、この作品を読みながら、脳内映像化にそのときの知識が役に立ちました(^^)b
浮気した双英は私的にはNGですね~
一度浮気したヤツは2度3度するってのは私に友人の作った格言ですが、信用できなくなります。
でも、泰二とアキがいい~~~。
惚れました(#^.^#)
いいやつらだあ!
ラストシーン、よかったです。やっぱり、KIBAさんの作品のラストはさわやかで大好きです!
素敵な作品をありがとうございました!
おおおおおおΣ(゚□゚;)
志乃さんが此方にも(T_T)
泣いても良いですか?←もう泣いてる
これはねぇ…もうちょっと深く突っ込んでいけたかな〜と思ってます(^^;)
まぁ、書き終えて暫くしたからそう思えるんですけど…
それに、浮気した主人公には賛否両論あるかと不安なんです(;¬_¬)
志乃さんのお言葉には励まされてばかりですよぉ(ノд<。)
本当に有り難う御座います!!
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