── ─── ──── 「やっぱり……」 それから、朝になり。 涼しい空気と、輝く太陽。 雲一つない空。 そして…… あの刀が、目の前にあった。 眩しいくらいの光を放って。 ……これに触れば、未来に戻れるんだ。 目を瞑り、深く息を吸う。 そしてそのまま……いざ、触ろうとした途端。 「……帰るのか」 誰かの声が、耳に入ってきた。