そう言われて、口をつぐんでしまう。 “沖田総司 労咳で病死” いくら歴史に疎くても、知っている……。 「だったら、いいでしょう⁉もう少しで死ぬ人間が、これから生きる人の盾になれれば!」 「そんな……っ」 「刀は握れなくても、盾にはなれますよね⁉だから、私にも……」 沖田さんはそう言うと、体を曲げて手を膝につき、激しく咳をした。 私は唇を噛んで、隣にいる隊士に声をかける。