── ─── ──── それから、山崎に避けられ、必要な時以外は話さなくなってしまった。 私達に何があったんだろう。 山崎はそれを知っていて、今まで私に接していたの? もう、分かんないよ……。 だけど、そんな事をしていても歴史の流れは止まらず、常に前に進んでいた。 ──そして、それは訪れた。 私がいつものように部屋で待っていると、斎藤さんが戻ってきたのだ。