「えぇっと、大根、七つ下さい」 「分かりました」 七つ……足りるかな。 何だか少ない気もする。 少なかったら、また買いに来よう。 「またおこしやす」 大根をかごに入れて、それを背中にしょい、軽く会釈をしながら店を出る。 重い……。 かごをしょい直しながら、私は屯所への道を急いだ。