……あぁもう、何で土方さんは分からないかな。 伊東さんには、危険な空気が漂ってるって言うのに! その次の言葉が、もう最低最悪だった。 “それから、お前は伊東さんに酌をしろ” 何で私が。 ……嫌に決まってるじゃんかーっ! 好き好んであんな人のお酌をする人、どこにもいないでしょ⁉ しつこいくらい絡んできて……本当に、鬱陶しいんだよ……。 って、こんなに悪く言うのもどうなんだろうとは思うけど。 でも、嫌いな人の一人や二人はいるに決まってる。 ……何だか、最悪な夜になりそうだった。