「そういえばお前」 団子やまんじゅうを食べていると、少し酔ったのか、ほんのりと顔が赤い土方さんが話しかけてきた。 「はい?」 「歳はいくつだ」 ……言ってなかったっけ? 「十七です」 「十七……⁉」 土方さんは驚いたように呟き、またお酒を口に含んだ。 ……そんなに驚く? それから、また何かを思い出したように言葉を発する。