── ─── ──── 「……」 「お前どうした」 部屋に戻り、無言で床にペタリと座り込む。 その途端、どっと力が抜けた。 沖田さんの稽古……キツすぎ……。 「沖田さんの稽古は地獄だそうだな」 「……」 誰かさんが何か言ってるよ。 頭がふわふわする。 「まぁゆっくり休め」 「はい……ありがとうございます……」 「……何故敬語なんだ」 今日の夜中は、外に出れそうにないかも。