――鐘が鳴る 天高くまで2人を祝福する様に、いつまでも、どこまでも鳴り響く カランカランと美しい音色で 目の前に映る景色は、眩しい程輝いていて 皆、両手いっぱいに持った薔薇の花びらを、純白のドレスに身を包んだ彼女の上に降らせている ハラハラと色とりどりの薔薇が、天に舞っては、落ちていく ハラハラと ハラハラと 愛しい人は、まるで天使の様に美しくて 思わず目を細めた だけど、その隣にいる人は 俺ではない 誰よりも男らしく 誰もが羨望する 俺の上司―――