「このこ俺の彼女ですから。こいついるんで、もう遊びませんよ」 顔の温度が一気にあがる。 ほてった顔を冷ますかのように、手のひらで顔をおおう。 「「彼女ぉ?」」 先輩達があたしを、まるで品定めするかのように覗き込む。 「宙斗、こんな子趣味なのぉ?今までとは全然ちが……」 「俺の彼女のこと、悪く言わないで下さい。じゃぁ、そうゆうことで!」 腕を引っ張られ、保健室の外にでた。