「何?照れてんの?」 「んなわけないじゃん」 「光捜したんだけどさー、見つからなくて体育館行ったら光倒れてるし、びっくりしたから」 「……捜した?」 体を秋山の方に向ける。 そこには意外にも心配してるような顔があった。 「当たり前だろ。光どっか走って行っちゃうし」