LOVE×罰ゲーム【短篇】






「……何期待してんの、あたし」


秋山が追い掛けてくることを、あたしは心のどこかでのぞんでいた。




……嫌いだってば、あんなヤツ。

「……あたし、バッカみたい」






「危ないっ!」

「え?」


頭に鈍い衝撃。


……いったー…。


意識が遠退いていくのを感じ、あたしは目を閉じた。