LOVE×罰ゲーム【短篇】





なぜか涙があふれる。



「………っ」




いつのまにか中庭に来ていた。


授業が始まるチャイムが鳴り響く。



そっと体育館をのぞいてみると、後輩らしき生徒たちがバスケをやってた。




こんな顔で教室になんか戻りたくない。




あたしは体育館の入り口に、ため息をつきながら腰をおろす。