クリスマスで賑わう街の中あたしは必死に走る。 通りすがりの人達の視線だとか、足が痛いだとか…そんなことはもうどうでもよかった。 もう、会えないかもしれない。 そう思うと、走らずにはいられなかった。 やっとの思いでマンションに着く。 でも、時刻はいつの間にか23時を過ぎている。 とっくにもう帰っているかも。 そう思いながらもどこか期待して部屋に向かった。 そして、部屋の前で立ち止まる。 帰ってるよね、なんて開いた扉。 中は真っ暗だった。