あの二人に割り込んでやろうと思ったけど…… あんな幸せそうな顔をしてる芽衣を見てるとその足は止まった。 芽衣アイツのこと好きだつってたよな… アイツのどこがいいんだか。 あんな最低な男……。 図書室から出ると、見覚えのある一人の女が立っていた。 その女は艶っぽい笑みを浮かべるとオレのネクタイを引っ張り耳に顔を近づけた。 「……ねぇ聖。この間の“続き”、しようよ。」 駆使した上目遣いで見上げる女。