「ちょっと寿美! どこに行ってたのよ!」 教室に入るとやや怒っている磊那に、声をかけられた。 「屋上…だよ」 「え?! よく屋上に行けたね…」 怒ったかと思えば、次に感心している磊那。 よくわからない人だ。 「あそこは、2年生のボスと言われる人が占領してるんだってさ」 私は何も言ってないのに、説明してくれた。 「え? そうだったんだ。 だけど何も言われなかったよ」