「どうした? 中に入らないのか?」 亮が私に声をかける。 「なんでもないよ。 ただ考え事してただけ。 気にしないで」 笑顔で亮に言うと、私は急いで靴を脱いで自分の部屋に入った。 息が荒くなっている―― そんなに緊張することなのか? そんなことないのに… どうしてだろうか。 <数日後> 朝の教室――― ガタン!