理想の異性は、黒髪で小柄な女の子。
中学生という響きにはウットリする。
あの発育途中の体。
ちょうど思春期に入る頃。
大人になりそうでまだなれない時期。

綺麗な乳房を見れば、たちまち金山くんの局部は元気になる。吐息も荒々しく、胸の鼓動は激しさを増す。

金山くんは、ロリコンなのだ。

特に中学生という響きには目がない。
小学生だとちょっと物足りないし、今時の義務教育が終了した高校生なんてもうババーだ。ビッチだ。
だから中学生。
一番ちょうどいいのが中学生。

脱獄に見事成功した金山くんは、ぶらぶらと陽気に街を歩きながら過去の【遊び】を振り返り、思い出していた。

今日は自分の誕生日。

世間の騒ぎなど無関係。
恐いもの知らずの金山くんは、人気のない寂れた廃墟に手慣れた足取りで侵入すると、とある一室の扉を開いた。