【完】ハムちゃんが恋したキケンなヤンキー君。




そして……。




「…………」




緒方くんが終始無言だなぁって思ってたら、

私と翼くんが話してる間に、チョコアイスを食べ終えていて、ゴミ箱にポイッと捨てていた。



はやっ…!



私も急いで食べなきゃ。



そう思って、パクパク食べ始める。




「急がなくていいから」



「えっ…。あ、ありがとう」



優しい言葉なのに、なんだか態度が素っ気ない。


というより……さっきより距離を感じる。



それが少しさみしい…。



冷たかったイチゴのアイスは溶けていて、さっきよりおいしくなくなってた。







私がイチゴアイスを食べ終えると、帰り道を歩き出す。



でも、緒方くんはスタスタと前を歩いていて私はちょっと小走り状態になってた。


速い…!



ていうか、もう帰るのかな……。


せっかく、ふたりでいるのにな。