もう迷わない。
だって緒方くんは、確かに私を信じてくれてるから。
今度こそちゃんと、向き合いたい。
緒方くんを、信じるの。
「好きだ、ハム子。
どうしたら、俺のもんになる?」
緒方くん。
私は緒方くんに、なにができたかな?
いつも守ってもらってばっかりだった。
私だって、好きだよ。
ずっと言いたかった。
勇気のない私は、逃げてばかりで、大切なことを言えてなかった。
「緒方くっ……」
うまく言葉にできないけど、聞いてもらいたい。
「ん?」
「わっ、私も……好きです」
ギュッと目をつむる。
ほっぺが熱い。
好きって言葉を言うのって、こんなにもドキドキするんだ…。


