暴走☆レジェンド ~イケメン総長×天然最強姫





「…ふ、ふん!もうその手は、優依ちゃんには通用しないもんねっ!」




「あ゛ぁ?」





「ゴメンナサイ」






うぅ…!!


やっぱ怖い……!!






あまりの恐怖で身を縮こませていると、






「……そんな怯えんな、悪かった」







低い声…だけど、何故か悲しそうな顔をしている赤髪の男。




例えるなら、強気な狼がシュン…と
小犬のようになる感じ。







………可愛い。








「それで、どーしたの?」







「え?」







「すごい勢いよく止めたけど、何かあったからだよね?」









……そうだった。







赤髪のせいで、忘れるとこだった。







「えっと……」







ゆっくりと上を見上げると、頭に?を浮かべている赤髪の男。







「……行くのは別にいいんですけど、」







「うん?」






「教室で友達を待たせてて、それに今日はお兄ちゃんと帰る約束してたから、連絡しないと………」







「…あぁ、そうだよね」






どうやら、分かってくれた様子の将生さんは、あたしに向かって微笑んだ。






ありがとうございます!そう思いを込めて、微笑み返すと頬が赤くなった。