甘い時間は生徒会室で。



「まあ、そのうちわかることだな?」


蓮は俺の肩にポンッと手を乗せて言った。


「そうね?」


楓も笑って言う。


「なんなんだよ……………」


そうして終わった入学式。


それから、結愛と言う名前と、恋というワードが頭から離れなくなった。