甘い時間は生徒会室で。



「なに、璃斗、気になる人でも出来た?」


「はっ!?」


「ち、ちがっ。」


待てよ、俺、結愛のことが気になってるのか。

なんなんだよ、この気持ち。


「そうなんですか?会長?」


茜まで、きらきらした目で聞いてくる。


おまけに、その隣では楓もクスクスと笑っている。