「先は長いね、会長?」


楓先輩がほほえみながら言う。


それにつられて、またみんなが笑う。


さっきから、皆さんなんなんですかぁ!?


「そんな私変ですか?」


「いや、気にすんな。はい!これから、結愛も俺達生徒会の仲間だ。」


周りを見ると、神崎先輩も楓先輩も、茜先輩も愁君も杏奈も。

わずかだけど、雅人先輩も。

みんなコクンと頷いた。


「はいっ。皆さん、よろしくお願いします!」