「な、なんで知ってるんですか!?」 「ん、いや、ねぇ?」 神崎先輩がそう言うと、みんながクスクスと笑い始めた。 私の隣にいる会長を見てみると、会長の頬がちょっぴり赤かった。 「会長、顔赤いですよ?具合悪いんですか?」 そっと手を伸ばして、会長のおでこに手を当てた。 「熱は無さそうですけど……………本当に赤いですよ?大丈夫ですか?」 そう言うと、またみんなが笑い出す。