「だ、大丈夫だから。」


ん?


「会長、顔赤いですよ?また具合悪いんですか??」


「ば、ばか。こっち、見んな。」


私がそう言うと、無理やり会長に前を向かされた。


すると、みんなクスクスと笑い出す。


「皆さん、なんで……………………。」


「いや、会長がっ!」


え、会長?


後ろを見たいけど、会長に頭を押さえられて、振り向けない。


「璃斗、大変だな?」


「うっせーっ。」


えっえっ。


何が起こってるの?