「あーぁ、結愛ちゃん、俯いちゃったよー?」 「お前等のせいだろうが。」 下を向いてて見れないけれど、また、会長と神崎先輩が言い合ってるみたい。 言い合いはいつものことなんだけど。 「大丈夫だから。」 「ふぇっ。」 後ろから、フワッと何かに包まれる。 こんなに温かいのは…………………… 「か、かいちょっ??」 全然、こっちに来ていること知らなかった。 不意打ちにされた、後ろからのバグで、また私の体温は上昇する。