甘い時間は生徒会室で。



それを考えただけでも、私の頬は赤く染まる。


「よしっ、生徒会室行こう!」


愁君が何かを断ち切ったように、言った。


なんだったんだろ、愁君。


よくわからないけど……………
元気になったならいっか。


「行くか。結愛も行くよー?」


「う、うん。」


私も立ち上がって、2人の後ろをついて行く。


そういえばさ。


生徒会室行ったら、会長もいるよね??


ってことはだよ。


会うことになるわけで………………………。


昨日の一件があってから、一度も会長に会ってない。


「ね、やっぱり、私帰ろっかな?」


立ち止まって、2人に聞いてみる。