「うっそー!!かいち「あーっ!!」」 慌てて杏奈の口を塞ぐ。 だって、仮にも相手は学園中で1番モテる生徒会長だよ? そんな人と私なんかが付き合ってることが知れ渡ったら…………… こ、殺されるっ!! 「んーっ、んーっ!」 「あ、杏奈ごめん…………。」 慌てすぎて、手を離すの忘れてた。 「みんなに知られたら、こ、殺されかねないから……………言わないで。」 本当にこれだけは…………… 「わかった、わかった。」 杏奈はこう言ってくれて、愁君も頷いて、わかってくれたみたい。