「じゃあ、急いでるから…………また後でね?」 ニコッと微笑んで、長い廊下を走っていった。 「すごい忙しそうだね?」 「あぁ。それに、あの書類の量……………………………。」 あの書類の量には、 ははっ と苦笑いするほかなかった。 「中は入るか。」 ようやっと生徒会室の中に入った私たち。 「えっ。」 「なんだこれ………………。」 目の前の世界は、想像を絶するものだった。 「先輩、たち………………………これは一体?」