俺が風邪をひいたときは、ずっと近くで看病もしてくれた。 すみれ先輩は俺にとって切っても離せない、大切な存在だった。 そんな幸せな日々も長くは続かなかった。 2つ上の先輩たちが引退して、すみれ先輩が生徒会長になった日から、約半年がたった。 そんなある日のこと。 俺のもとに電話が入ってきた。 その日、俺は久しぶりの休みで家で休んでいた。 「もしもし?蓮か?」