「どうしたっ!?」


会長はとんできてくれた。


だ、だって、せっかくのリングが………………


状況を把握した会長。


そして、後から見にきた皆が言葉を失った。


壁の飾り付けは半分と少しまで進んでいた。


残りの3分の1の分のリングが潰れていた。



「れーん??なんてことしやがる……………おまけに遅刻してきやがって………………。」



「ご、ごめん。」


神崎先輩は静かに立ち上がって謝った。