【題目】「耳なし芳一」
【類型】怨霊憑依譚、経文功徳譚。
【荒筋】盲目の琵琶法師・芳一は、ある貴人に頼まれ壇ノ浦の語りをする事に、しかし、その貴人は。
【解題】小泉八雲の小説。琵琶法師は職能として盲目であることが求められ近年まで、その伝統は続いた。
【実況】
2013年08月18日(日)
小泉八雲。 posted at 09:02:17
盲目という属性が霊や怨霊との対話を成立させる。 posted at 09:02:59
7日で満願。 posted at 09:05:24
鷹の爪の総統みたいに特徴のある耳だったのかな? posted at 09:08:36
結局、エクソシストみたいな話しで、琵琶法師の悲しみや、平家の鎮魂にはなってないんだよな。 posted at 09:10:49



【題目】「茗荷女房」
【類型】落とし話、旅人横領譚、事物有効譚。
【荒筋】宿に大金を預けた旅人、宿の女房は、その金を欲しくなり、ミョウガづくしの料理を作る。
【解題】ミョウガを食べると物忘れすると言う俗信と忘れるモノの交換がおもしろみに。釈迦伝の挿話。
【実況】
2013年02月03日(日)
茗荷(みょうが)っていうのは、お釈迦さんの弟子で物忘れの多い人に由来する。 posted at 09:19:43
挿話というか事物解説が秀逸。 posted at 09:22:24
宿にモノを、あづけるという行為が所有権が1度、宿の方に移るのか? posted at 09:25:30
落としがあるから、落語だね。 posted at 09:25:57
「鳥のみじいさん」とかSFちっく。「梵天国」とかSFスペクタクルとかもあって、村上春樹さんのような人物を待つことなく、日本ではSFというか非現実な空想の文化が存在する。 posted at 09:29:05