【題目】「匂いのお返し」
【類型】落語、価値変換譚。
【荒筋】ケチな青物屋は、ある日おいしい、においのするうなぎ屋を見つけ、においをおかずに昼飯を食べると、うなぎ屋からにおいの代金を請求される。
【解題】うなぎ屋にとって、においも商売道具、怒るのも道理。
【実況】
2013年03月24日(日)
江戸時代のツイッターW posted at 09:24:12
人情物に転換。 posted at 09:25:28
サゲは「お金の音で代金を払う」ですよね? posted at 09:28:24
「ケチと鰻屋」 posted at 09:31:47



【題目】「仁王とどっこい」
【類型】語彙縁起譚、不戦和国譚。
【荒筋】日本一の力持ちの仁王が唐(から)の国の力持ちどっこいに力比べに行くのだが。
【解題】どっこいという音からすると韓(から)の国の方が適切にも思うが。神本仏迹的な神社に仏像があることの縁起。
120715再話。日本の昔ばなしにしては構造的に相反というか、みっともない日本人像というのが興味深い。日本は島国だが朝鮮半島や中国大陸と没交渉なわけにはいかなかった。異国人に対する畏怖と神話化。
【実況】
2012年07月15日(日)
2013年08月18日(日)