【題目】「猿地蔵」
【類型】身動き禁忌譚、獣畜報恩譚。
【荒筋】お爺さんが畑で仕事をしているとサルがやって来て、黙ってみているとサルはお爺さんをお地蔵様に仕立て上げお賽銭を置いていった、その話を聞いた隣のお爺さんは。
【解題】身動きの禁忌への対価とすると現代的。
【実況】
2012年04月29日(日)
2012年09月30日(日)傑作選



【題目】「猿の恩返し」
【類型】野獣報恩譚、野禽子さらい譚。
【荒筋】磯で女に助けられたサルは女の赤ん坊を、さらって逃げてしまう。
【解題】近視眼的には悪果に見えることも超越した視点からは善果に転じる。漁村という非農村の生業の第三者的な不安定性。
【実況】
2013年06月16日(日)
漁村=貧しいという「百姓は農民」的ステレオタイプ。 posted at 09:03:21
ファルス的な現実に対する善因善果的な再解釈。 posted at 09:07:45
ワシとか鳥類が子供を、さらうという類話も多い。 posted at 09:08:36