【題目】「鏡のむこう」
【類型】中世神話、事物効能譚。
【荒筋】都で南蛮渡来のギヤマンの鏡を自分の死んだ父親を見るための道具だと買った男は。
【解題】『神道集』の「鏡宮事」の類話。鏡 = 天照大神の徳の再解釈なのだが、南蛮渡来とかノイズが多い。神話の変貌。
【実況】
2013年06月02日(日)
さあ! いよいよ「鏡宮の御事」。 posted at 09:19:11
秘匿される〈神体〉。 posted at 09:20:53
おしなべて、脚色の多い回だったのか、感覚が批判にシフトしているのか? posted at 09:30:01
「鏡宮御事」『神道集』東洋文庫(94) posted at 09:59:49



【題目】「かぐや姫」
【類型】竹取物語、求婚難題譚、貴女帰月譚。
【荒筋】竹取の翁は、ある日、光る竹の中から女の子を見つける、すくすく成長して美人になった娘は。
【解題】かぐや姫は垂仁朝に原型が認められ、富士浅間神社の縁起と習合。タジマモリ同様、神仙思想も背景に。
中世日本紀として富士浅間神社の縁起として援用される話形。富士山の名前の縁起譚にも。
【実況】
2012年08月12日(日)
かぐや姫は〈中世日本紀〉としても注目の話形。 posted at 09:02:19
かぐや姫は漢字では「赫野姫」この「赫」はカグツチ、輝くと同音の古い日本語。竹林が輝いていたは後世の符合だろうが、輝く = 美しいという感覚があったのだろう。 posted at 09:07:14
映画『竹取物語』が1番近い、エンディングW posted at 09:08:40
2013年08月11日(日)