【題目】「赤い糸」
【類型】身体呪具譚、老人夢告譚。
【荒筋】老人から「あの娘が、お前の嫁」と言われた男、イノシシに襲われた、その娘を助ける。
【解題】厳密には中国の昔話。いわゆる赤い糸の証明の説話。汎世界的に赤い糸はあるのか? めぐりめぐって2人。
【実況】
2013年06月02日(日)
結局、アンデルセンでもイソップでも、昭和という時代を経過した、平成の世では「日本の昔ばなし」として、くくれる古典性を持っていると言うことか? posted at 09:03:45
アンデルセンならアンデルセン、イソップならイソップと言ってくれないと「日本の昔ばなし」の〈構造解析〉にならないような気がするんだよな。。。 posted at 09:05:50
だから逆説的にアニメが江戸時代的な風景の中で描かれているのは、強力な神話の読み替えで、、、 posted at 09:07:56
しかも、庄屋さんW posted at 09:08:25
昔話と言えども、神話的な〈読み替え〉の対象だから、西洋の典籍を導入して〈新しい日本の昔ばなし〉を想像するのは構わないと言いつつ、メイワクなんだよね。 posted at 09:11:25
北宋時代に作られた前漢以来の奇談を集めた類書『太平広記』に記載されている逸話『定婚店』[2]に赤い糸が登場する。 posted at 09:51:49



【題目】「足折れ燕」
【類型】野鳥報恩譚、来燕幸福譚、野鳥種生譚。
【荒筋】足を傷つけたツバメを助けた爺のもとに大きな種が届く、爺が種をまくと大きなスイカがとれた。
【解題】タマゴから産まれるのと種から生えるのの構造的相似。恩返し、桃太郎からの話形の援用。
【実況】
2013年07月28日(日)
野帳報恩と思わせつつ、鳥が種を運ぶのは非常に科学的。 posted at 09:05:12
すいか太郎!? posted at 09:05:36
ツバメが種から生えるという神話 posted at 09:08:58